「Chance地銀共同化システム」へのめぶきフィナンシャルグループ参加のお知らせ

2017年04月04日

お知らせ

「Chance地銀共同化システム」(以下、「共同化システム」)を共同で運営する当行、株式会社百十四銀行(頭取 綾田裕次郎)、株式会社南都銀行(頭取 橋本隆史)、株式会社山口フィナンシャルグループ(社長 吉村猛)、株式会社三菱東京UFJ銀行(頭取 小山田隆)および日本アイ・ビー・エム株式会社(社長 エリー・キーナン)は、株式会社めぶきフィナンシャルグループ(社長 寺門一義)が、共同化システムの参加行である株式会社常陽銀行(頭取 寺門一義)の地位を承継し、共同化システムに参加することに合意しましたので下記にお知らせいたします。

1.背景

常陽銀行と株式会社足利ホールディングスは、平成28年10月1日に経営統合し、常陽銀行・足利銀行を子会社とする金融持株会社「めぶきフィナンシャルグループ」を発足しました。
めぶきフィナンシャルグループと両行は、経営統合の効果を享受していくため、両行の基幹システムの共通化を重要テーマとして検討を行ってまいりました。このたび、常陽銀行が参加している共同化システムに足利銀行のシステムを移行することとし、共同化システムには、めぶきフィナンシャルグループが常陽銀行の地位を承継して参加する方針といたしました。
これを受け、当行、百十四銀行、南都銀行、山口フィナンシャルグループ、三菱東京UFJ銀行、および日本アイ・ビー・エムは、共同化効果のさらなる拡大等、共同化システムの発展のため、めぶきフィナンシャルグループおよび両行の方針について合意したものです。

2.今後の予定

めぶきフィナンシャルグループは、足利銀行の基幹システムの移行について、既に共同化システムの利用を開始している金融機関と同様のスキームとすることを前提に、共同化システム参加行と具体的な協議を進めてまいります。
また、足利銀行における共同化システムの本番稼動時期は、平成32年1月を予定しております。
 

(ご参考)
「Chance地銀共同化システム」の概要

  • 「Chance地銀共同化システム」は、三菱東京UFJ銀行の勘定系、情報系などの基幹システムを基に、参加金融機関の共通ニーズと個別ニーズを反映させて、構築したシステムです。参加金融機関は、三菱東京UFJ銀行が開発した高度な業務ノウハウを蓄積した業務ソフトウェアを、日本アイ・ビー・エムが持つ先進テクノロジーを活用した共同化システムとして利用することができます。三菱東京UFJ銀行が開発した先進的な業務ソフトの継続的提供などにより、将来のIT対応力を確保してまいります。
  • 日本アイ・ビー・エムに開発・保守・運用を委託し、コンピュータを同社のセンターに集約すること、開発・運用要員を同社の子会社として設立した株式会社地銀ITソリューションに集約することなどにより、システム経費の削減をはかってまいります。
  • 共同化する業務は、預金・融資・外為などの勘定系に加え、情報系なども含めた範囲を対象とし、参加金融機関、三菱東京UFJ銀行および日本アイ・ビー・エムから構成される事業運営推進体を主体に、今後、さらなる共同化範囲の拡大を検討してまいります。

【Chance地銀共同化システムの運営スキーム】

 

お問い合わせ先:事務部 システム管理グループ TEL 058-266-2610

以 上