岡崎支店 支店長代理 本多 利彦 (1999年入行)
Singing in the Rain.(雨にうたえば)
本多:自動車産業が好調ですから、このエリアには仕事が多いんですね。働く場所があると人口が流入して地域が活性化し、その魅力がまた人を呼ぶ。そして、街が元気になる、といった循環ができているんです。特に若い人たちが増えていて、住宅ローンのニーズも高く、個人のお客さまからは一定の支持をいただけるようになったと思います。

もちろん、地元化という意味ではこれからですが、CMなどによる認知度の向上を追い風に、十六銀行ならではのリレーションをお客さまと築いていきたいと考えています。

また、今後は、法人への事業性融資にさらに注力していきます。岡崎支店は三河地区の中核店舗でもあるので、このエリアで非常に厚い産業基盤を持つ自動車関連企業へのアプローチを積極的に進めています。現在、岡崎支店の外交チーム6名の他に、愛知営業戦略部から3名が常駐しており、合計9名体制で新規取引先へのアプローチを進めています。
本多:まず、当行は外為業務に強いこと。この地域の製造業は海外への進出意欲が旺盛で、そうした海外ニーズに対応できる銀行として十六銀行のプレゼンスは高いのです。

もうひとつは、情報力です。製造業のお客さまは、新たな販売先や調達先の開拓については、これまであまり熱心に追求してこられなかった。もともと自らの技術を磨くことで成長してこられた会社が多いですから、ひとつのラインができてしまえば、そことの関係を強化するほうが仕事がスムーズに進むという理由もあったのでしょう。

しかしながら、今後、自動車の国内販売の伸びが期待できないとなると、その逆境を同業他社はどう乗り越えようとするのかが気になりはじめるお客さまも出てきます。縮小する市場に対応する新たな販売先を求める動きもありますから、同業他社が行っている取組みや、航空機産業など、これから成長が期待される分野へ進出した企業の例などに関心を示されるお客さまは多いんです。

実は、そうした事例が身近にあっても、お客さまはご存じないケースが意外にありまして、情報をご提供すると高い関心を示していただけますね。また、当行の豊富な企業情報を基にしたビジネスマッチングも好評で、実際に取引がスタートした例もあります。情報が役立てば、即当行とのお取引がはじまるという訳ではありませんが、お客さまに、十六銀行が提供できる価値に気づいていただければ、必ず次につながると信じています。
本多:地域をよく見ていくと、優位性の高いモノづくりと優良な経営をされている企業はたくさんあるんですね。そうした光る企業を発見していくことも、今後の私たちのテーマになると思っています。銀行員として良い働きをして、それが光る企業の成長を加速し、お客さまと一緒にその喜びを分かち合えるような仕事をしていきたいですね。それが、モノづくり愛知の新たな発展や、活力ある日本の未来につながると思っています。


――雨は、まだ降り続いている。けれど、この時期の雨は新しい季節を予感させる、いわば前奏曲だ。やがてはじまる新たな季節を待ちこがれるように、街は静かなハミングを口ずさんでいる。今、空を覆う厚い雲の上には必ず輝く太陽があり、もうすぐ季節は変わることを知らせている。雨と、街と、銀行と。そのハーモニーは明日、まだ誰も知らない「喜びの歌」を響かせるだろう。
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