不祥事件の発生について

2013年09月20日

今般、当行におきまして、下記のとおり、元行員による不祥事件が発生いたしました。
社会的・公共的に大きな役割を担い、信用を旨とする金融機関において、かかる事態を招いたことにつきまして役職員一同深く反省するとともに、ご迷惑をおかけしましたお客さまをはじめ、日頃から当行を信頼し、お取引いただいている皆様、株主の皆様に、心から深くお詫び申しあげます。

1.事件の概要

当行元行員(20歳代、一般職 男性)が、在職時の平成25年1月から平成25年7月まで7カ月にわたり前後7回、合計294万円をお客さまから騙し取っていたことが平成25年7月12日に発覚いたしました。
元行員は、他のお客さまから依頼があった融資手続を怠ったことを隠すため、お客さまから騙し取った金銭の大半を融資手続を怠ったお客さまの借入金の弁済資金へ充当し、一部を個人的に使っていたものです。

2.被害者への対応

被害に遭われたお客さまには、被害金額を弁済するとともに、騙し取った金銭につきましては、元行員側より全額弁済されております。

3.関係機関への通報等

本事件については発覚後すみやかに監督官庁に届出を行うとともに、警察への連絡を行っております。なお、告訴につきましては、被害金額が全額弁償されていること、懲戒解雇処分により、一定の社会的制裁を受けていること等を勘案し、告訴は行わないことといたしました。

4.人事処分

元行員については、平成25年8月8日付で懲戒解雇処分としております。なお、関係者についてもその責任の所在を明確にしたうえで、厳正に処分を実施いたします。

5.今後の対応

当行は、法令等遵守を経営の最重要課題の一つとして位置付け、法令等遵守態勢の確立に向け取り組んでおりますが、今般の不祥事件を厳粛に受け止め、再発防止に向けて内部管理態勢の一層の充実・強化をはかるとともに、信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります。

以上