ベトナム社会主義共和国法人Joint Stock Commercial Bank for Investment and Development of Vietnam との業務協力協定について

2013年12月13日

当行は、株式会社国際協力銀行(以下「JBIC」)(総裁 奥田碩)がベトナムのJoint Stock Commercial Bank for Investment and Development of Vietnam(以下「BIDV」)との間で2013年7月24日に締結した日本の地域金融機関を通じた中堅・中小企業のベトナムへの進出支援体制の整備に係る覚書に参加する形で、ベトナムにおける大手商業銀行であるBIDVと提携関係を結びました。この提携により、当行のお取引先様はBIDVのジャパンデスクや拠点網を活用し、BIDVのサービスをより一層効果的に活用できるようになります。
これにより、当行の海外業務提携金融機関は、8ヶ国(中国、タイ、ベトナム、インドネシア、インド、韓国、ミャンマー、フィリピン)11機関に拡がります。海外ビジネスサポート体制の一層の充実により、お取引先の海外ビジネスを従来以上にサポートいたします。

1.提携日

平成25年12月13日(金)

2.業務協力の内容

  • BIDVによるベトナムの経済・投資環境情報提供
  • JBIC主催・BIDVの協力によるベトナム投資環境セミナーの案内
  • 当行のお取引先をBIDVへ紹介(口座開設・個別相談等への対応)等

3.業務協力の目的・背景

  • ベトナムは約8,970万人(2012年時点)の人口を有し、人口構成は若年層の比率が高く、長期的には中国を上回るGDP成長率、人口増加率が見込まれています。安価で優秀な労働力、ASEAN第3位の人口を抱える有望マーケット、安定した政治・社会、中国とASEANを結ぶ地理的な優位性を背景に海外直接投資は堅調です。
  • 2012年には日本のベトナムへのFDI(海外への直接投資)件数が過去最高を記録し、累積投資額でも日本が第一位となっています。ODAでも日本がベトナムにとって最大の援助国です
  • 当行お取引先様におきましても、同国への事業展開ニーズは継続すると見られることから、現地の有力な金融機関と協力し、ベトナムにおける情報網の構築、サポート体制の充実をはかることとしました。

ご参考

BIDVについて

  • 本店所在地
BIDVタワー、35ハン・ボイ通り、ハノイ
  • 従業員数
18,500人
  • 店舗数
118支店、375出張所
  • 総資産
251.8億ドル(2013年9月30日)

ジャパンデスクについて

  • 2010年から日本に留学、仕事をしたスタッフを募り、日系企業対応専門チームを発足し、多くの日系企業に法律面での情報、銀行商品を提供。2013年4月には、BIDVの副総裁が直接管轄する「ジャパンデスク」となる。

以上