メキシコ合衆国の州政府および現地金融機関との業務提携について

2016年09月01日

 当行は、株式会社国際協力銀行(総裁 近藤章)がメキシコ合衆国(以下、メキシコ)のグアナファト州、ヌエボ・レオン州および現地金融機関であるBANCO NACIONAL DE MÉXICO, S.A., INTEGRANTE DEL GRUPO FINANCIERO BANAMEX(以下「Banamex」)との間でそれぞれ締結した「中堅・中小企業の現地進出支援にかかる覚書」に参加する形で提携関係を結びましたので、下記のとおりお知らせします。
 
 当行におけるメキシコの州政府との提携は、平成28年2月に提携を開始したアグアスカリエンテス州およびハリスコ州を含めて、4州政府となります。
 また、メキシコの現地金融機関と提携関係を結ぶのは今回が初めてとなり、当行の海外業務提携金融機関は11ヶ国(中国、タイ、ベトナム、インドネシア、インド、韓国、ミャンマー、フィリピン、マレーシア、メキシコ、ブラジル)15機関に拡がります。
 当行は、海外ネットワークの一層の充実により、お取引先さまの海外ビジネスを従来以上にサポートしてまいります。

1.提携先

 グアナファト州、ヌエボ・レオン州およびBanamex

2.提携開始日

 平成28年9月1日(木)

3.業務協力の内容

 ・メキシコの経済・投資環境に関する情報提供
 ・ビジネスパートナー候補選定、事業許認可取得・現地職員採用方法などに関する情報提供
 ・現地金融サービスに関する情報提供

4.業務協力の背景・目的

 メキシコへは、既に日系大手自動車メーカー各社が大型の投資を行っており、今後は中堅・中小企業も含め日系企業の進出が拡大していくことが見込まれています。
 当行のお取引先さまにおきましても、今後同国への事業展開ニーズが高まることが予想されており、各州のより詳しく具体的な投資環境に関する情報提供や金融面でのサポート体制の充実を目的として、今回の提携に至ったものです。

 

<ご参考:提携先の概要>
(1)当行が業務提携している各州の概要
   

(2)Banamexの概要

名称 BANCO NACIONAL DE MÉXICO, S.A., INTEGRANTE DEL GRUPO FINANCIERO BANAMEX
本店所在地 メキシコ合衆国メキシコシティ
創業 1884年
総資産 約690億米ドル
支店数 1,260支店
従業員数 27,300人
備考 メキシコ国内の金融機関において、資産規模第2位。
2001年に米シティグループの傘下に入っている。

(※)今回の提携により、当行の海外業務提携金融機関は以下のとおりになります。
   下線を付けた金融機関には、トレーニーを1名ずつ派遣しております。

【中国】交通銀行・中国銀行・中国工商銀行、【タイ】カシコン銀行、【ベトナム】ベトナム投資開発銀行・オーストラリアニュージーランド銀行、【インドネシア】バンクネガラインドネシア、【インド】インドステイト銀行、【韓国】SBJ銀行、【ミャンマー】エーヤワディ銀行、【フィリピン】BDOユニバンク、【マレーシア】CIMB銀行・CIMBインベストメントバンク、【メキシコ】Banamex、【ブラジル】ブラジル銀行

以 上