第5回「森林資産見える化」セミナーを開催しました

2016年11月24日

当行は、林業活性化による地方創生に向けた取組みとして、森林整備により森林資産価値が向上する可能性があることを啓蒙するとともに、森林整備を促進させるため、第5回「森林資産見える化」セミナーを揖斐川町地域交流センターにて開催いたしましたのでお知らせします。
本セミナーは、平成27年9月に連携協定を結んでいる極東森林開発株式会社および株式会社インフォファームとともに開催しており、これまで岐阜市、美濃市、御嵩町、高山市において開催してきました。今回は、昨年全国育樹祭が開催された揖斐川町にご後援を賜り、森林所有者、製材業者、行政の林業担当者など30名ほどのご参加をいただく中、参加者には熱心に講演を聴いていただくことができました。
岐阜県は、全国屈指の豊富な森林資源を得られる環境にある一方で、森林所有者の高齢化により適正な森林の整備ができず、森が有する多面的機能も発揮できない状況にあります。また、後継者問題等により、相続した森林所有者の知識が少なく、適正な管理ができない状況も問題となっております。
こうした中、森林整備により森の本来有する多面的で公益的な機能を維持・保全していくことは、将来の県土の発展のためにも必要であることを提言しつつ、森林評価等のサービスなどによる提案も行ってまいります。

今後も当行は、林業活性化による地域創生の実現を目指してまいります。

【セミナーの様子】