十六銀行独自の商談スキームサプライヤー探索サービス(逆見本市商談会)の開催回数が100回を超えました!

2015年11月10日

 当行は、独自の取り組みとして継続的に開催し、好評を得ておりますサプライヤー探索サービス(逆見本市商談会)について、その延べ開催回数が平成27年9月に通算100回を超えましたので、下記のとおりお知らせします。

 地方創生の文脈では、地域の中核企業のサプライヤー探索を促し、域内調達比率の向上を促す施策としても捉えなおすことができます。当行は今後、従来からの取り組みに加えて、自治体・商工会議所・商工会との共催によるスキームの展開も積極化させてまいります。

1.サプライヤー探索サービスとは

サプライヤー探索サービスは、銀行のネットワークを活用した、新しい協力会社の探し方です
 キラリと光る技術を持ったサプライヤーを、岐阜県(104店舗)、愛知県(51店舗)・三重県(1店舗)を展開する当行のネットワークで効率的に探すことができるため、中堅・大企業の資材・調達・購買・研究開発・生産技術のご担当の皆様から、高い評価を頂戴しております。
 これまでの開催回数は102回、延べ商談数は1,400件以上に達し、これまでの全商談のうち、約29%が見積り依頼に発展している実績があります。

2.サプライヤー探索サービスの開催実績・成約率

<これまでの開催実績>

 

商談会回数

延べ商談数

H23年度

3

31

H24年度

13

180

H25年度

27

399

H26年度

35

465

H27年度(9月まで)

24

398

102

1,473

※ 商談後1年経過した商談の成約率は、29.1となっています。
 (成約率は「見積り依頼ベース」)

3.業種別の開催実績

 本スキームは、当行独自の業種特化型営業組織であるマーケット戦略チーム(製造業担当)により、もっとも難しいとされる製造業同士のBtoBマッチングのために開発したスキームです。特に、中部地区の基幹産業である自動車関連産業において、もっとも多く活用されております。続いて、国産旅客機「MRJ」の初飛行と量産開始を控える航空宇宙関連産業についても、サプライヤーの裾野拡大を目指した外注先の探索ニーズに対応し、引き合いが増加しております。また医療機器や食品関連など、将来にわたって市場の拡大が見込まれる成長産業において、そのサプライチェーンの強化、複線化に活用いただいています。
 業種別の開催実績は以下のとおりです。
 <業種別開催実績>

 

商談会回数

延べ商談数

自動車関連

22

306

航空宇宙関連

13

189

医療関連

7

74

産業機械関連

19

253

食品関連

18

279

その他

23

372

102

1,473

4.今後の方向性

 今般の100回開催達成を契機として、以下の取り組みを強化してまいります。
(1)地方自治体・商工会議所・商工会と連携した、地域中核企業に対する域内調達の働きかけ
   地方創生の文脈では、各自治体の産業振興策として、中核企業支援、なかでも、域内調達比率の向上、
  あるいは域外受注能力の向上に資する取組みが強く求められると考えます。
   本サービスは、地域の中核企業、あるいは過去に誘致した企業のサプライヤー探索を促し、域内での
  調達比率を高めてもらうための手段として有効であると考えております。従来から半期に1回程度、商工
  会議所との連携版の商談会を開催してきておりますが、この頻度を増やし、地域中核企業に対する域内
  調達の働きかけを強化してまいります。

(2)地域の見本市(展示会)への出展
   当行のサプライヤー探索サービスは、地域金融機関の情報ネットワークを使って効率よく技術力のある
  中小企業を探せるサービスであり、これを地域の中堅・大企業様に活用をアピールし、新たなバイヤー層を
  開拓するため、平成28年度より、当地区で開かれる各種の製造業向け見本市(展示会)に出展し、サプラ
  イヤー探索サービスの活用を、当地区における有力メーカーに提案してまいります。



お問い合わせ先:法人営業部地域開発グループ TEL058-266-2523

以 上