ミチナル株式会社への出資決定について~「じゅうろく六次産業化ファンド」第3号案件~

2016年03月28日

 当行と十六リース株式会社(代表取締役 村松肇)が株式会社農林漁業成長産業化支援機構(代表取締役社長 大多和巖)と共同で設立した6次産業化を支援する地域ファンド『じゅうろく六次産業化ファンド投資事業有限責任組合』(略称:じゅうろく六次産業化ファンド)は、ミチナル株式会社(代表取締役 山下 喜一郎)に対し、第3号案件として出資を行うことを決定しましたので、下記のとおりお知らせします。

 ミチナル株式会社による事業は、飛騨地域の農産物の販路拡大・雇用創出・地域ブランド普及の実現に向け、従来まで廃棄されていたほうれん草のB級品・端材を商品化するなどの「捨てない農業」の実現により、農家の収入安定と担い手の発掘・育成をはかり、地方創生の実現を目指すものです。

 今後も当行は、こうした地域資源活用により農林漁業を活性化させ、農山漁村における雇用創出と成長産業化を目指す事業に対し、十六銀行グループ一体となって支援してまいります。

1.出資案件の概要

出資先 ミチナル株式会社
代表者名 代表取締役 山下 喜一郎
所在地 岐阜県高山市一之宮町字下渡瀬177番地
事業内容 「捨てない農業」を事業方針の根幹と位置づけ、飛騨地域の廃棄野菜を原料とした
加工品の製造販売等
出資額 90百万円
出資時期 平成28年4月(予定)

2.事業スキーム図

3.「じゅうろく六次産業化ファンド」の概要

項目 内容
ファンド名称 じゅうろく六次産業化ファンド投資事業有限責任組合
ファンド存続期間 平成40年12月31日まで
無限責任組合員 十六リース株式会社
有限責任組合員 株式会社十六銀行、株式会社農林漁業成長産業化支援機構
ファンド総枠 5億円
出資対象事業者 農林漁業者の主体性が確保され、6次産業化・地産地消法に基づく
総合化事業計画の認定を取得する事業者


【記者発表の模様】

以上