住まいのガイドブック2024
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毎月のご返済金額返済額返済額1(1)金利の見直し時期「5年ルール」や「125%ルール」によって抑えられた元金の返済や「未払利息」のお支払いは、最終回にしわ寄せとなりますので注意してください。なお、利率が大幅に上昇した場合には、利息が返済額を上回り、未払利息が発生することもありえます(この場合、元金は減少しません)。元 金利 息〈当初〉半年ごとに金利は見直し途中で金利がアップすると、返済額のうち、利息分の割合が大きくなります。利息分元金分借入返済額が変わらなくても、金利がアップすると、返済額に占める元金の割合が減り、元金残高の減り方が遅くなります。5年さらに金利がアップすると元金が全く減らない、さらには払うべき利息が返済額を上回ることもあります。元 金利 息返済額は変更前の返済額の1.25倍以内金利見直し新金利でのご返済開始(2)返済額の変動(元利均等返済の場合)10年返済額を見直す場合、金利がいくら上がっても、返済額は変更前の返済額の1.25倍が限度となるので、支払うべき利息が変更後の返済額を超え、継続して未払利息が発生する可能性があります。返済額は5年間一定未払利息金利見直し利 息返済額見直し15年利 息変動金利適用期間中は、返済計画がたてやすいよう、借入期間中に利率が変動しても返済額(元金および利息の合計)を約5年間変更しません(10月1日を1回経過するごとに、1年が経過したものとみなします。これを「5年ルール」といいます)。したがって、その間に利率が変動した場合は、返済額の内訳である元金と利息の割合が変わることになります。5年毎に計算される新返済額は、その時点の金利、借入残高(未払利息があればこれを加えたもの)、および残余期間により再計算され算出されます。ただし、再計算された返済額が旧返済額の1.25倍を超えた場合は、旧返済額の1.25倍が新返済額となります(これを「125%ルール」といいます)。金利の見直しは年2回(6ヶ月毎)、4月と10月に行われます。2024年5月1日 現在変動金利、固定金利の見直し時期をご確認ください。全期間固定金利の住宅ローンをご利用の場合、金利の見直しおよびそれに基づく返済額の変更はありません。未払利息返済額は変更前の1.25倍以内金利選択型ローン変動金利適用のイメージ返済額の内訳と未払利息のイメージ約5年間11金利選択型住宅ローンで変動金利での返済を続ける場合3月5月6月7月8月9月4月見直し10月見直し11月12月1月2月新金利でのご返済開始2金利の見直し・選択・返済額の変動について

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