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奨学生からの便り

私が所属している学部では、学部の専門教育科目をAll Englishで学んでいます。また、ただ英語を学ぶのではなく、グローバルコミュニケーションに焦点を当てている学部です。対人、メディア、または非言語コミュニケーションなどの幅広いコミュニケーションについて学んでいます。興味があることを英語で学ぶことにとても魅力を感じています。
 私の学部ではカリキュラムの中に、2年生の夏に学部全員が留学に行くというものがあります。しかし、このパンデミックの影響で延期されたり中止になったりしました。入学前から楽しみにしていた留学がなくなり、やりきれない気持ちがありました。しかし、そこで夏に何もしないのはもったいないと思い、大学主催のオンライン留学に申し込みました。このプログラムでは主にアメリカの文化やアカデミックな英語を学んだり、現地の大学の学生と交流したりしました。日本の授業スタイルとは異なり、常に積極的な発言が求められる中で、ネイティブの方の前で英語を話すことに不安や緊張がありましたが、積極的に発言をするよう心がけました。このオンライン留学を通して、自分の英語力の改善や、自分の経験値の向上を実現することができたと感じています。とても貴重な経験で申し込んで本当によかったです。
 最後に高校生の皆様へのメッセージとして、挑戦することの大切さを伝えたいと思います。私の大学生活はコロナウイルスの影響を大いに受け、楽しみにしていたことの多くを諦めざるを得ませんでした。しかし、そんな環境の中でも今はできることは多くなりつつあります。コロナ禍である程度の行動の制限がされますが、できることが全くないわけではないことを知ってほしいです。常に貪欲に情報収集を行い、自分が挑戦してみたいと思ったことにはできるだけたくさん挑戦するといいと思います。それが成功または失敗に終わってもどちらにも得られることが必ずあると私は信じています。私自身も挑戦することを恐れず日々精進していきたいと考えています。



2020年度奨学生 白木乃愛(愛知淑徳大学)


 私が進学した大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学(APU)はまだまだ国内での知名度は低いですが、世界的にはかなり評価されている大学です。私の通う大学はアジア内でも類を見ないほどのグローバル大学です。世界各地から集まってきた学生とともに寮生活をし、同じ講義を英語で受ける、そんな大学生活を過ごして早2年です。英語能力だけでなく多様性をどう受容するか、また今の多様性尊重の風潮は適切なものなのか、日々授業で問われ討論を重ねています。
 コロナの影響で思い描いていたような大学生活はやってきませんでした。学生の半分を占める海外出身学生が日本に来られなくなり、今でも本来の大学生活は戻ってきていません。ですが私はできる限りのことをしてきました。学生団体の立ち上げ、サークル代表、イベント主催、国際寮の運営スタッフなどなど。機会は掴むものではなく自ら作るものだと、大学で強く実感しました。高校の頃の私に、今の私の生活が想像できたでしょうか。今の自分が恵まれていることを自覚し、これからも学びを深めていきます。
 さてここまで大学生活について書きましたが、最後にもっと大切なことについて言及しようと思います。私の今の研究にも係るテーマ、暮らし方、働き方、生き方について。私はこれまで実家を離れ長い間寮生活をしていました。その間に受験勉強に没頭し、大学進学を決めました。大学は岐阜からさらに遠い九州。前述のように私はここでも懸命に頑張りました。何も後悔はしていません。ただ、もっと大切にすべきものもあったと思います。私はこれまで家族と向き合ってこなかった。母が文字通り「必死」に働き私を大学へ通わせていること、祖母が最期まで闘病しながら私を応援し続けてくれていたこと。大学生は時間が無制限にある。学びに100%投資することもできる。遊び放題したっていい。だけど、家族や地元・岐阜への愛は決して忘れてはならない。家族や故郷との時間は無制限ではないから。これからどう生きるか考えた時、私は愛を大切に生きたいと強く思います。自分と同じように周りも大切にする心。大学進学を考えている方、するべきことに追われていてもどうか周囲への感謝を忘れないでください。遠くからそう願っています。



2020年度奨学生 福田海渡(立命館アジア太平洋大学)

 私は2020年度に大学へ入学いたしました。高校とは学び方も課題の出し方も全く異なる大学生活、それに加えてコロナ禍という状況の中で、どのように自分の力を発揮したり、人の役に立ったりすればよいのか悩みました。しかし、オンライン上で行うボランティアを経験し、「どんなに困難な状況でも、できることをできるように取り組んでいけばよいのではないだろうか」と思えるようになりました。今後も様々なことに取り組んで自分の考え方を更新していきたいと考えています。また、大学生として生活するなかで、改めて積極性の重要さに気づかされました。大学での授業にはひたすら講義を聞くものもある一方、生徒たちが授業を作り上げていくものもあります。そういった授業の場合、自分たちがいかに授業を楽しむかがその時間の充実感を左右するということを何回か体験しました。自分が学びたいと思って履修した授業ならば、その知識欲を満たせるように積極的に行動することが大切だと学びました。
 これから進学を目指す高校生の皆さんに伝えたいことは、大学に入学し、大学生となった自分を想像してみてくださいということです。昨今は、コロナ禍ということもありオープンキャンパスがオンラインになってしまうなど、なかなか大学生のイメージを持ちにくいと思います。そんな今だからこそ、しっかり大学生の自分を想像しておいた方がよいと思うのです。正直、私自身は、大学生になった自分を想像することなく、偏差値や通学距離を重視して大学を選んでしまった感が否めません。自分は大学でどんなことを学びたいのか、そのためにはどんな学部学科のある大学がよいのか、志望校の教授はどんな研究をしている人なのか。様々な情報を収集し、大学生の自分をより具体的に、より鮮明に思い描くことで、大学生となってからも明確な目標のもと努力をつづけていけるのではないかと思います。



2020年度奨学生 大井あかり(愛知県立大学)

 私は中部大学工学部の都市建設工学科に所属しており現在は2年生です。所属する都市建設工学科では都市計画や河川、構造物など土木関係の授業を受けています。なぜ私が中部大学に受験したのかそして今の学科を希望したのかについて話していきたいと思います。
 なぜ私が中部大学を受験した理由は自分の学びたい事が学べるのか、家から大学へ通学は可能かということと参考として高校の先輩が受験をしていたということが主な理由としてあります。私は父親が土木専門職の公務員だったこともあり中学生の頃から父親の仕事に興味を持ちそれが夢となっていたため高校は県内の土木が学べる工業高校へ進学しました。初めは大学へ進学することは考えていませんでしたが母親が「大学は出た方がよい」と勧めてくれたため大学への進学を決めました。そのため大学でも土木のことについて学びたいと思い近隣の大学を調べ、家から通学できる範囲であり尚且つ自分の学びたい土木、特に都市計画や河川について学べる大学が中部大学だったため受験を決めました。その時に高校の先輩方から受験についてのアドバイスや面接での話す内容などを聞きました。
 現在大学では土木の講義のほかに教員免許の講義も受けています。高校時代に出会った担任の先生が私にとって良い出会いであり、自分も教師となり生徒に土木の面白さを伝えたいと思うようになったためです。別々の講義のため両立をするのは大変ですが、土木の講義で習う新しい物事や教員免許の講義で知る学校の仕組み、教師の大変さなど今まで知らなかったことを知ることができ面白いです。
 最後に私が受験のときに感じ今も思うことを伝えたいと思います。それは「思い立ったが吉日」です。私は夏休みの宿題を追い込んで終わらせる側の人間だったため受験も先延ばしにしてしまうことがあり後悔したことがありました。そのため高校生の皆さんには物事を先延ばしにするのではなく順番に行い気持ちに余裕のある状態で受験に取り組んでほしいと思います。



2020年度奨学生 安江遼太郎(中部大学)