十六地域振興財団
 
 
 
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平成24年度奨学金の振込は、5月21日(月)です。
 

奨学生からの便り


   (後列の右から3番目が私です)
 私が大学生活で最も取り組んでいることは、フットサルのサークル活動です。大学入学当初、新しいことを始めたいと思いサークルを探していたのですが、なかなか入りたいと思えるサークルが見つかりませんでした。そこで考えたのが、自分でサークルを作る、ということです。友人の多くがフットサルをやりたいと言っていたので、みんなをメンバーに誘い活動を始めました。
 初め、練習に参加してくれる人はほんのわずかでした。練習日や時間帯など、メンバーのばらばらな予定に合わせることができませんでした。ただ、そのままではみんなを誘った意味がないと思い、練習日をなるべく固定し、時間帯も授業が終わってすぐにするなど、少しでも多くの人が来られるように工夫をしました。そうすることで練習がすごく盛り上がり、メンバーに誘われて新しく入ってくれる人も多くでてきました。そして練習日も、月に3回だったものが、8〜10回になり、定期的に試合もするようになったのです。
 今年の大学の学祭では、サークルで模擬店(五平餅の販売)を出しました。とても美味しいと評判が良く、二日間とも完売することができました。準備の段階からかなり忙しく、また、保健所の講習受講、食品の温度管理など様々な規制もあって大変でしたが、全員で無事に乗り切ることができて、利益もあげられたので嬉しかったです。利益はサークルの備品を揃えるのに使ったので、活動もさらに充実しました。苦労したけれど、模擬店をやって本当に良かったと思っています。
 これからも、僕にとって、キャプテンとしてのフットサルサークルは生活の中でとても大きな意味を持つと思うし、大切にしていきたいと考えています。
 受験生の方々に伝えたいことは、自分がやりたいと思ったことには自ら積極的に取り組み、最後まで絶対に諦めず自分自身が本当に納得できる結果を求めてほしい、ということです。今は勉強ばかりで辛いかもしれませんが、一つひとつの努力が確実に皆さんを成長させている、ということを忘れないでください。
 最後になりましたが、こちらの奨学金には、日常生活から授業料など、多くのことで助けていただいています。これからも有効に活用できるよう様々なことに精進したいと思います。本当にありがとうございます。

平成22年度奨学生 坂野 剛史(名古屋大学)


 私は今、新潟大学で臨床検査技師を目指して勉強しています。現代は情報化社会と言われます。医療においても、患者さんの身体に起こる変化の情報を得ることは診断、治療を行う上で不可欠です。臨床検査技師は、医師の指示に従い検体を使って血液や尿、便などの検査をしたり、心電図、エコーなどの生理学的検査をしたりします。私は、「医療の場において縁の下の力持ちのような存在になりたい!」と思い、進学しました。今最も積極的に学んでいるのはもともと関心のあった病理学です。ヒトの体の仕組み、疾病の成り立ちや原因は本当に複雑なものです。これからもっと知識を増やし、理解を深めていきたいと思います。ある教授から「検査技師は膨大な知識が必要だけれど、よき“技術者”でもあるべきだ」と教わりました。講義、実習を通して、知識を身につけるとともに、細かいところにもこだわって精度の高い検査ができるよう技術の習得にも努力していきたいと思っています。大学で学ぶ中で自分の目指す理想は高くなるばかりです。
 大学の勉強以外の活動として私は環境系サークルに所属し、大学で使用されているリサイクル容器の回収をはじめ、さまざまな環境イベントにも参加しています。他大学の団体と海岸清掃をしたり、学祭でゴミステーションを運営したりと、人と関わることが増えました。環境を通して多くの人とのつながりができ、私はその中でいい刺激をたくさん受けました。今後は自分が人に刺激を与えられるようになりたいと思っています。
 進学を目指している皆さん、将来について悩んだり苦しんだりすることがあると思いますが、自分を信じて突き進んでください。夢や目標を持って進んだ先にはきっと明るい未来が拓けてくるはずです。
 最後に、私がこうして恵まれた環境で勉強したり好きなことに取り組んだりできるのは、家族、学校の先生方、そして十六地域振興財団の皆さんのおかげです。今までお世話になった人達に恩返しをする意味でも、必ず自分の夢を叶え、臨床検査技師として人の役に立てる人間となって岐阜に帰りたいと思います。

平成22年度奨学生 松原 千春(新潟大学)


 大学生活が始まって、2回目の冬に入ろうとしています。無事に、大学生活ができるのも十六地域振興財団様の奨学生に採用していただいたからであり、非常に感謝しております。
 さて、私は教育系学部で体育を専攻として学んでいます。将来は、中学・高校の体育教師を目指していますが、それだけでなく現在は小学校免許も取得し様々な年代の人にも教えられる技術を学んでいます。1年生の頃は、英語や中国語などの一般教養ばかりの授業で教育にも体育にも関係がないため「つまらないなあ」と、思っていました。しかし最近になって専門的授業が増えたことで、先生になりたい気持ちが高まってきました。夏休みには観察実習を行い、実際の教育現場を体験してきました。子供たちは十人十色で先生という職業は簡単ではないのだ、と改めて実感しました。


(オレンジのシャツ3名のうち、1番左が私です)
 また、今年から陸上教室のメインリーダーを担当させていただきました。去年初めて先生をした時には、「どうしたら子供が楽しくやれるのだろう」、「自分についてきてくれるのかな」など、不安の中で進めていたので、陸上の楽しさをうまく教えられませんでした。しかし、教室を何回も重ねるごとに、進め方や子供の心のつかみ方などわかるようになりました。一番大切なのは、子供の目線になることでした。もしも自分が子どもだったら、魔法のような言葉掛けをされたらやる気が出ます。でも、少し見下した言い方をされたら、頑張りたくなくなります。今年は、そのようなことを考えながら子供と同じ目線に立って同じ気持ちを忘れないで元気にやることを意識して、小学生や幼児を対象とする陸上教室を4回行いました。
 今後は、授業も教育法ばかりです。子供に接したときの熱い気持ちを忘れないで、常に全力で取り組んでいきたいと思います。2年後は、選ばれた奨学生として必ず岐阜の高校教員になれるように頑張ります。

平成22年度奨学生 森 友紀 (富山大学)


 私が学生生活を通し取り組んでいることは、主に三つあります。
 まず一つめは、勉学です。私は経済学部に所属しており、将来は公務員になりたいと考えています。一年次は経済に関する基礎的なことを学びました。そして今年は、公務員に必要なことを学ぶ学科に進み、より専門的なことを学んでいます。経済はもちろん、法律などの勉強もしています。今後はゼミにも所属し、積極的に意見交換などをして、より知識を深めていきたいです。そして、大学の四年間で得た知識を活かし、地元岐阜の活性化に貢献できるような人材になりたいと考えています。
 二つめは、部活動です。私は演劇部に所属しています。私は大学から演劇を始めました。昨年一年間は、初めてのことに戸惑いながらも精一杯自分のできることをしてきました。まだまだ未熟なところが多々ありますが、精一杯何かに向かって努力することの大切さと努力から得られる達成感を、部活動を通して学ぶことができました。今年は部長を任され、部員をまとめたり、限られた人数・時間で作業するための計画を立てたり、指示を出したりしています。これらのことは、社会に出てからも役立つ能力だと思います。今後は就職活動などで部活動に割ける時間が減ってしまいますが、勉学や就職活動と両立できる範囲で、部活動を続けていきたいと思っています。
 三つめは、アルバイトです。家計が苦しいという理由で始めたのですが、アルバイトを通して社会勉強になったと思っています。今は接客業のアルバイトをしていますが、今後もさまざまな職場で働いてみて、社会について学んでいきたいと思います。  自由な時間が多い大学生活は、自分のやりたいこと、人生に必要なことを経験できる貴重な時間であり、社会に出てからきっと役に立つものだと思っています。私が今この貴重な時間を過ごすことができるのは、奨学金のおかげです。これからも感謝の気持ちを忘れず、日々精進していきたいと思います。

平成22年度奨学生 藤田 愛(名古屋市立大学)


 私が大学生活において一番大事にしていることは人とのつながり・交流です。
 私の周りは高校時代には同じ県や近隣の県の生徒ばかりでしたが、大学時代になると北は北海道、南は沖縄まで、また外国からの留学生もたくさんいます。ですので、高校時代にはあまり触れることの出来なかった言葉や文化等の違いについて肌身で感じることができます。その中でも特に興味深いのが言葉・方言についてです。高校時代に友人との間で当たり前に使っていた日本語が通じなかったり、逆に私が理解出来ない方言があったりと、日本語の難しさ、奥深さについて理解を深めることが出来ます。また地域ごとの習慣や文化の違いについても学ぶことが出来ます。それに興味を持った私は大学時代の友人を伝(つて)によくその地域へ旅行に行きます。現地に行って実際に方言を聞き、習慣や文化の違いについて感じることで、また一つ新しいものを身につけることができています。
 高校生のみなさんにはこのように遠方まで出て行って学ぶ、ということは少し想像しにくいかと思います。でも大学生になれば、このようなことが出来ます。高校生の皆さんにとって今は大変な時期かと思いますが、ここで一つ努力して、大学生になったらぜひぜひ色んな地域へ足を運んでほしいです。
 大学生特有の自由な時間の多さをうまく活かすことで気軽に遠くまで学びに出向くことができるということは、とても有意義なことです。そしてその旅費をまかなってくれるのが十六地域振興財団の奨学金であることに大変感謝しております。この場をお借りして御礼申し上げます。
 今後は海外に言葉や文化について学びに、体感しに行けたらな、と思います。これからもフィールドを広くしながら頑張っていきたいです。そして岐阜県のためにこの経験が活かせたら、と思います。

平成22年度奨学生 小川 貴大(京都大学)


 久留米大学医学部医学科2年、水口景太と申します。岐阜から大変離れたところ、福岡県久留米市で医学を学ばせていただけるのは十六銀行様の奨学金のおかげであります。ありがとうございます。このレポートはこれから進学を目指している高校生の方も読まれるということで、応援メッセージとはちょっと違いますが、医学の中でもたいへん印象深かった2年生の前期にありました「解剖学実習」について少し書かせていただこう、と思います。少しでも医学部に興味を持ってもらえば幸いです。
 「解剖学実習」には予習と復習が欠かせません。1年のときに人体の構築で人体の構造や機能について広く学びましたが、実際の御献体は「目から鱗」、「百聞は一見に如かず」という言葉のように、毎日が新しい発見の連続でした。立体的な構造、触感、肉質など教科書やシラバス(講義・授業)ではわかりにくいことがたくさんありましたが、実際に見て触ることで理解が深まりました。これが解剖学実習の意義である思います。また、臓器を一つひとつ教科書通り各コンパートメントに分けて捉えるのではなく、人体は臓器が繋がり合った一つの有機体のように全体的、立体的に捉えることで、見方が変わり、人体の構築の理解が大変深まった、と思います。
 見学の方に教えるのも自分の復習をかねて勉強になりました。大勢いらっしゃるので一日に何回も説明しなければならないので大変なときもありましが、 勉強熱心な方が多く、教え甲斐がありました。また、聞かれたことに答えられないと恥ずかしいという思いから、私たち医学生にとって勉強する動機づけにもなり、見学の方がいらっしゃることは大変有益なことであります。
 このように膨大な量の知識が必要とされる解剖学には、日々の勉強だけでは満足せず、ハングリー精神で取組まなければなりません。実習の地道な作業は辛かったですが、勉強自体は興味を持ちながら楽しくできました。「解剖学実習」についてのレポートは以上になります。
 私は、将来地元である岐阜県に戻って、岐阜県内の医療に貢献したいと考えています。今は医師になるための礎を日々築きあげている途中です。当然ながら1年時よりも今のほうが医学についてずっと詳しくなっているわけで、その分自分自身が医師になるという実感や自負が強くなっていくのを感じます。というわけで、これからそんな日々を4年間以上続けていき、卒業までに知識や自信が十分についていてくれるといいなと思います。
 これからも御支援のほどよろしくお願いいたします。

平成22年度奨学生 水口 景太(久留米大学)