特約付き外貨預金(トゥモロー)

トゥモローとは?

  • 外貨定期預金に「円償還特約」がついた「外貨」で運用する商品で、高い利回りが期待できるとともに、特約が成立した場合は預入時の相場よりも有利(円安)な為替相場で円転できる商品です。
  • 外貨定期預金満期日の2営業日前を判定日とし、「円償還特約消滅条件レート」(以下「判定レート」といいます)を設定します。
  • 判定日の東京時間午後3時の実勢相場によって、満期日における元本・利息の受取が以下のように決定します。

【判定レートよりも円安の場合】
「円償還特約」が成立し、元本、利息ともに円貨で償還されます。円貨償還時のレートには、お預入日の預入相場より円安に設定された「受渡相場」が使用されます。

【判定レートと同値またはより円高の場合】
「円償還特約」が消滅し、元本、利息ともに外貨で償還されます。

取引イメージ図 (例)下図に示す為替レートの変動は想定例です

・預入期間:6ヶ月
・預入通貨:米ドル 
・預入日の米ドル相場:1米ドル=125.00円
・判定日の円償還特約消滅条件レート(判定レート)126.00円
・【円貨償還時】満期日の受渡相場:1米ドル=129.00円(預入日の相場より円安に設定)

判定時点の実勢相場が・・・

(A)[満期日受渡相場より円安]の場合・・・・円償還特約の成立により129.00円で外貨を円に交換し、元金・利息ともに円で償還します。例えば、満期日の実勢相場が130.00円であった場合でも、129.00円で円転されるため129.00円以上の円安メリットを放棄する形となります。

(B)[消滅条件レートと満期日受渡相場の中間]の場合・・・円償還特約の成立により129.00円で外貨を円に交換し、元金・利息ともに円で償還します。例えば、満期日の実勢相場が127.00円であった場合、実勢相場よりも有利なレートで円転できるため、本商品のメリットが生きる形となります。

(C)[消滅条件レートと同値または円高]の場合・・・126.00円を含む円高となった場合、円償還特約の消滅により元金・利息ともに外貨のまま償還となります。結果として、通常の外貨定期預金より良い金利で運用ができた形となります。

トゥモローメリット・デメリット、留意事項について

メリット
円償還特約が成立し、満期日の市場実勢為替相場が満期日受渡相場より円高の場合、お預入時点の市場実勢為替相場より有利(円安)な為替相場(満期日受渡相場)で円転できます。

デメリット

  • 円償還特約が成立した場合に、満期日の市場実勢為替相場が満期日受渡相場より円安でも、その円安メリット(為替差益)を受けることはできません。
  • また、円償還特約が成立した場合、当初円貨から外貨を購入された際の適用為替相場が「満期日受渡相場」より円安であった場合、為替差損が実現する場合があります。
  • 円償還特約が消滅した場合、外貨で償還されますので、当初円貨から外貨を購入された際の適用為替相場によっては、最終的に円転する時点での為替相場によっては為替差損が発生し、当初の払込円貨額を下回るリスクがあります。
為替変動リスクと元本欠損リスクについて
円償還特約が成立した場合に、満期日の市場実勢為替相場が満期日受渡相場より円安のとき、お受取りいただく円貨の外貨換算評価額が、お預入れの元本外貨額を下回るリスク(為替変動リスク)があり、その意味で、元本割れが生じる可能性があります。なお、円償還特約が成立しなかった場合に、お受取りの外貨額 が、お預入れの外貨額を下回ることはありません。また本商品には、世界中で生じる政治・経済的な要因のほか、さまざまな要因による為替変動リスクがあり ます。

手数料(概要)について
満期日に、外貨償還されたときに円貨でお引出しの際は、手数料分を含んだ為替相場である当行所定のTTBレート(外貨から円貨に交換するときの適用レート)を適用します。