近年、さまざまな金融犯罪が発生しています。ご注意ください!!
近年さまざまな金融犯罪が発生し、その手口は巧妙になっています。
そうした金融犯罪の被害に遭われることのないよう、十分にご注意ください。
振り込め詐欺(オレオレ詐欺)にご注意ください
振り込め詐欺とは、電話で家族、警察官、弁護士などを装って、交通事故の示談金や借金返済などを理由に、振込の要求をして預金をだまし取る詐欺行為です。複数人で、子供役と弁護士役に装うケースや、前もって名簿などから家族構成や勤務先などを調べてくるケースなど、手口は巧妙化しています。
被害に遭わないために
振り込め詐欺の被害に遭わないためには、まず「電話の内容を良く確認」すること、また「慌てて振り込みを行わず、事実関係を確認」することを行ってください。不安な場合には、ご家族やご友人へ相談したり、最寄の警察署へ相談してください。十六銀行の窓口でも、ご相談を受付けております。
還付金詐欺にご注意ください
還付金詐欺とは税務署や社会保険事務所、市役所などの自治体職員を装って電話をかけ、税金や社会保険料、医療費が還付されると偽って、ATMに誘い出し操作をさせたり、キャッシュカードの暗証番号やインターネットバンキングのパスワード等を巧妙に聞き出すことで、お客さまの口座から犯人の口座へ資金を振り込み、即座に引出しを行う詐欺行為です。
被害に遭わないために
銀行および税務署や社会保険事務所、市役所、警察等の公共機関が、ATMに誘導するような依頼をすることやお客さまの暗証番号等をお尋ねすることは絶対にございませんのでご注意ください。
キャッシュカード手交型詐欺にご注意ください
キャッシュカード手交型詐欺とは、銀行協会職員や銀行員、警察官等を装って電話をかけ、「あなたのキャッシュカードが不正に利用され、預金が引き出された」などと騙したうえで口座情報を聞き出し、後で訪問した人物がキャッシュカードを預かり、預金を払い出してしまうという詐欺行為です。
被害に遭わないために
銀行が所定の預り証を発行しないでキャッシュカードをお預かりしたり、暗証番号をお尋ねすることは絶対にありません。他人には、キャッシュカードを渡したり、暗証番号を教えたりすることのないよう、十分ご注意ください。万一不審な電話を受けた場合は、最寄の警察署へ相談してください。
フィッシング詐欺にご注意ください
フィッシング詐欺とは、電子メールのリンク先をクリックしたり、添付されているファイルを開くと、インターネットバンキングのパスワード等の重要情報を入力する画面になり、入力して送信したお客さまの預金が盗み出されてしまうというものです。
被害に遭わないために
他行では銀行を装った電子メールによる被害も発生しています。当行が電子メールで暗証番号やパスワードをお尋ねすることは決してございません。不審なメールが届いた場合には、開封してリンク先にアクセスしたり、添付ファイルを開いたりせず、削除するようお奨めいたします。
ネットショッピング詐欺にご注意ください
ネットショッピング詐欺とは、インターネットショップにて商品を注文し、指定の銀行口座に代金を振込みしたのに商品が届かず、業者との連絡が取れなくなってしまうといった詐欺です。
被害に遭わないために
代金の支払方法に銀行振込以外の選択肢が無い場合、詐欺の手口として前払いさせられる事例が多いので注意が必要です。振込先の口座名義が企業名ではなく個人名で、ウェブサイトの会社概要に表示された代表者等とは関係のない名前である場合もご注意ください。万一被害に遭ってしまったら、最寄の警察署へ直ちに連絡し、振込みを行った銀行へ相談してください。
以下の行為は犯罪です●口座売買・譲渡 最近ヤミ金融業者が一般人から口座を買い取り(譲り受け)、振り込め詐欺被害などの特殊詐欺や更なるヤミ金活動のための資金回収口座として使用しているケースが多く発生しています。 口座(キャッシュカード・通帳)の売買・譲渡は犯罪です。犯罪に悪用されると知らなかった(騙された)としても、口座を売買・譲渡した側も、犯罪による収益の移転防止に関する法律違反として処罰を受ける可能性があります。そのような処罰を受けたり、詐欺被害者から被害届が出されたりすることにより、譲渡していない別の銀行口座も凍結されたり、新たな口座作成ができなくなる恐れもあります。
●運転免許証の偽造 金融機関での口座開設などに必要な本人確認書類として、運転免許証を偽造・変造して提出することは犯罪になります。 偽造・変造したご本人確認書類による口座の開設、ならびに口座開設後に不正利用が判明した場合は、口座の利用停止や解約などの措置をとり、法令に基づき当局に通報します。あらかじめご了承ください。 |