「クララザール」に再び灯がともりました

2015年11月09日

イベント

  クララザールは、1991年10月真鍋ご夫妻(英夫さん(故人)、みさをさん)が岐阜の文化芸術の向上のため、私費を投じて建設された音楽専用ホールでした。
 しかしながら、ご主人が亡くなられたことや、奥様も高齢となられたことから、昨年10月、23年の歴史に幕を閉じることとなりました。閉館にあたっては、地元の関係者や音楽ファンから惜しまれる声も多く、再開を望む声が力となり、今夜再び「クララザール」に灯がともることとなりました。
 今後は「クララザール じゅうろく音楽堂」として十六地域振興財団が運営を行い、地域に親しまれる音楽堂として、コンサートの開催や地域のみなさまへの音楽堂の貸し出しなどを行ってまいります。
 本日は、およそ1年ぶりに「岐阜日墺協会」の総会、例会が催され、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターであるライナー・キュッヒル氏が奏でるヴァイオリンソナタが、ホールの再開を待ちわびていた音楽ファンの心に響きわたりました。
 1991年の開館以来、23年間に亘り当館が歩み続けてきた歴史を引き継ぎ、今後も、地域のみなさまに愛され続ける音楽堂として、心に残る音楽をお届けしてまいります。

以 上