当行中濃ブロック・めぐみの農業協同組合「地方創生の深化に向けた連携協力研究会」を開催しました

2017年03月27日

地方創生

当行と、めぐみの農業協同組合(代表理事組合長 山内 清久)は、平成29323日(木)に「地方創生の深化に向けた連携協力研究会」を下記のとおり開催しましたのでお知らせします。

1.日時

平成29323日(木) 15001700

2.会場

めぐみの農業協同組合 本店3階 役員室
岐阜県関市若草通1-1

3.内容

1部  人材交流者活動発表
    当行 法人営業部地域開発グループ課長代理
    めぐみの農業協同組合 金融部金融企画課係長

2部 「六次産業化への取り組みについて」
    農林水産省東海農政局経営・事業支援部 地域連携課
    六次産業化専門官 岩佐 博和 氏

4.研究会の様子

今回の研究会は、めぐみの農業協同組合と当行中濃ブロックの各支店長等を対象として、第1部に平成28324日に締結した連携協定の一環として、平成28107日より開始した人材交流者(第1期生)による農業振興に関する活動発表を行いました。また、第2部では東海農政局の六次産業化専門官から六次産業化への取組みについて解説いただき、生産・加工・販売面の課題や成功のポイントについて学びました。
人材交流者は、派遣先での6ヶ月間に亘る活動の報告を行い、相互のソリューションを活用した農業振興に関する連携案として農産物の供給、農地の紹介、新商品開発、農業生産コスト削減支援策などを発表しました。

5.人材交流者からの声

■当行行員
JAめぐみのでは、農業に関する業務を担当させていただきました。具体的にはGI制度を活用した農産物のブランド化に向けた取組みや、ふるさと納税への返礼品提供などによる農家所得向上に向けた取組みを行いました。また、生産者との面談により、農家や地域が抱える課題について、生の声を聞くことができました。
人材交流をすることにより、JAの業務や農業に対する知見を深めることができたことも、もちろんですが、職員の方と半年間、業務を共にすることにより、お互い気軽に相談や情報交換ができる関係性が構築できたことが、連携協力をさらに深化していくうえで、大きな成果だと感じています。
※地理的表示(GI)制度・・・生産地の特性により、高い品質と評価を獲得している産品を知的財産として保護する制度。

■めぐみの農業協同組合職員
当行では、「農業」と「食品」分野を担当させていただきました。販路開拓では、地方銀行フードセレクションや逆見本市商談会などの商談の場を経験し、銀行が有するソリューションを通じたお客さまへの貢献を学びました。また、農業参入を希望するお客さまに対しては、JAと連携し農地の紹介も行いました。連携案としては、銀行の取引先が求める農産物の供給、新商品開発、農業資材コスト削減策について模索しました。
この人材交流を通して、銀行とJAには相互に特長があり、それを結びつけることでお客さまのニーズや地域の課題解決につながっていくことを体感しました。

今回の人材交流で得られた成果や新たに構築したネットワークを基に、今後も当行とめぐみの農業協同組合は人材交流を継続してまいります。
また、本連携において、農業振興だけでなく観光や移住定住など、地域の課題解決・地方創生につながる各種取組みを推進してまいります。

人材交流者活動発表の様子】

以 上