岐阜県立岐阜商業高等学校との協定書に基づき「連携授業」を実施しました

2017年07月11日

地方創生

当行は、平成29年3月3日に岐阜県立岐阜商業高等学校(校長 林田 仁)と「地方創成を担う人材の育成に関する協定書」を締結し、相互の幅広い連携と協力により、将来岐阜県で活躍できる人材の育成および地域経済の発展に取り組んでおります。
今般、同協定書に基づき、グローバルに活躍できるビジネス人材の育成を目的として、下記の内容にて当行と岐阜商業高校が連携して授業を行いましたのでお知らせします。

日 時

平成29年7月10日(月)

場 所

岐阜県立岐阜商業高等学校

対 象

3年K組(国際コミュニケーション科)生徒40名

内 容

  1. グループごとの発表(①自動車が完成するまでの工程に関する調査発表、②タイ王国の概要に関する調査発表、③タイに進出する岐阜県企業の例として福寿工業株式会社の事業内容に関する調査発表)
  2. 当行行員による講義(テーマ:海外に進出する岐阜県企業の動向とその背景)

連携授業では、第1部に、自動車が完成するまでのプロセスについて、また自動車メーカーや自動車部品メーカーなどが多く進出するタイ王国の概要に関する調査、岐阜県企業のうちタイや中国で自動車部品の製造を展開する福寿工業株式会社の事業内容について、生徒が事前に調査を行ったものを発表しました。
その後、第2部では、当行の担当講師が「海外に進出する岐阜県企業の動向とその背景」をテーマにワークショップ形式で授業を行いました。ASEANを中心に海外ビジネスを展開する岐阜県企業の紹介などを踏まえ、事例を用いた海外ビジネス戦略を考案するワークショップなどを行いました。
授業に出席した生徒からは、「事前課題の調査や連携授業を通して、海外ビジネスやASEAN経済の動向などに関心が持てた。」、「今回の連携授業で学んだことについて、より詳しく調べてみたいと思った。」などの感想が寄せられました。

連携授業については、今後、第2回目を9月に、第3回目を10月に予定しており、日本本社と海外現地法人の取引(貿易や金融支援)やグローバル人材に求められる要素などについて学習する内容にて構成する予定です。その後、11月には公募により3名程度の学生に対し、タイへの短期海外研修を行います。タイでの研修では、福寿工業株式会社のタイ現地法人への視察や当行バンコク駐在員事務所でのブリーフィングなど、海外でビジネス展開する企業の活動内容や抱える課題などについて学習し、またグローバルに活躍する人材に求められる要素について理解できる機会を提供します。

なお、当行では連携授業やタイでの海外研修への協力のほか、同校LOB(リーダー・オブ・ビジネス)部が高山で行った外国人観光客向けあられのテストマーケティングや香港で開催される食の総合見本市「香港 FOOD EXPO 2017」への出展に向けて同校をサポートしており、今後とも同校との連携を一層強化してまいります。

【授業の様子】

以 上