特殊詐欺未然防止対策の取組みについて~高齢者の窓口での高額現金引き出し時における警察への通報~

2014年12月03日

当行では、特殊詐欺被害の未然防止の徹底をはかる目的で、当行全営業店において、詐欺被害のおそれがある高齢者の窓口での高額現金引き出し時における警察への全件通報の取組みを開始しました。

1.取組内容

振り込め詐欺等の特殊詐欺による被害は依然として全国的に増加しています。振込による被害が減少する一方で、郵送・宅配や手渡しによる被害が急増しており、その前段階として、被害者が窓口で高額の現金出金取引をしているのが現状です。

ついては、店頭での高齢者の高額現金払戻しなどに際して、明らかに特殊詐欺ではないと判断される場合を除き、原則警察への通報(※)を行うこととします。

「警察への通報」
『店頭での高齢者の高額現金払戻し取引などの申し出に際し、明らかに特殊詐欺ではないと判断される場合を除き、すべて所轄の警察署へ通報を行います。』

2.目的

当行では、本年度よりスタートした新たな中期経営計画において「徹底した顧客志向」を掲げており、お客さまの預金保護は当行の重要な責務であります。

現状、特殊詐欺被害が増加傾向にあるなか、当行は、お客さまの大切な財産を守るため、最後の砦として被害防止に向けた対応を強化したいと考えています。

今般、被害防止に向けた更なる取組みを展開していくにあたり、岐阜県警察本部様に対して支援・協力を依頼するものです。

以上