十六銀行と名古屋造形大学との産学連携に関する連携協定締結について

　当行と学校法人同朋学園名古屋造形大学（理事長 甲村和博）は、産学連携活動を実施することに合意し、本日「産学連携に関する協定書」を締結いたしましたのでお知らせします。名古屋造形大学では、初めての金融機関との連携協定締結となります。
　名古屋造形大学は、芸術系大学としての特徴を活かし、医療・福祉事業者と共同で「やさしい美術」等の事業を展開することで知見を提供している他、地元自治体や企業と連携して、キャラクターデザインや集客イベント等の地域密着型事業に多くの学生が参画してまいりました。
　当行は、これまで学校法人１２校と産学連携協定を締結し、ものづくりの基本的機能（一次的効用）を中心に取引先企業の相談ニーズに対応してまいりました。一方で、最近では自社製品開発志向とともに、デザインや色調といった商品の二次的効用に対する相談ニーズも増加しており、名古屋造形大学の知見を得ることで、これまで以上に企業支援に努めてまいります。
　また、名古屋造形大学におきましても、金融機関のネットワークを通じて地域が持つ課題に接することで研究内容をより一層深化させることに努めてまいります。
　当行および名古屋造形大学では、今回の連携を、当地区地元大学と地域企業（自治体）を結びつける、まさしく『地方創生』への取り組みの一つとして推進してまいります。

記

１．締結日　　　　

　　平成２８年２月２４日（水）

２．主な連携内容

　（１）産官学連携企業支援サービス　
　　　　当行が、営業店のネットワークを通じて地域企業の課題やニーズを吸い上げ、名古屋造形大学へ
　　　　紹介することにより、企業に技術相談や共同研究等の機会を提供する。
　（２）共同事業
　　　　地域活性化につながる活動を共同で企画・開催するとともに、当行が持つ営業店ネットワークを
　　　　通じて幅広く告知することで、名古屋造形大学の知見を広める。

３．今後の連携活動

　　連携記念事業として、名古屋造形大学学生により地元小牧市をモチーフとしたデザイン画を作成し、
　　当行小牧支店の出入口シャッターに採用する事業を計画しております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【締結式の様子】

以　上