2018年度地域密着型金融の取組み実績

重点項目:お取引先に対するコンサルティング機能の発揮

項目2018年度の取組み実績
創業・新事業の開拓を目指すお取引先へのサポート
  • 東海地域の中核産業支援をはかるため、「東海地域中核産業支援ファンド」を組成し、2019年3月までに、5件、約8億円の投資を行いました。

  • 創業者向け助成金「第4回『NOBUNAGAファーストステージ』」の公募を行い、受賞企業2社に助成金を贈呈、特別賞1社を表彰しました。第14回「NOBUNAGA21ニュービジネスプラン助成金」の公募を行い、最優秀賞1社、優秀賞1社に助成金を贈呈しました。

  • 岐阜商工会議所と締結した経営支援に関する包括的連携協定に基づく具体的な取組みの一環として「創業サポートセミナー」を開催しました。

成長段階におけるさらなる飛躍が見込まれるお取引先へのサポート
  • 中堅・大企業の発注ニーズを中小企業に展開し個別商談を実現する「サプライヤー探索サービス(逆見本市商談会)」を2018年度は46回開催し、商談件数は630件となりました。

  • お取引先の販路開拓等をサポートするため個別のビジネスマッチングにも積極的に取り組んでおり、2018年度の商談件数は1,181件となりました。

  • 補正予算で措置されると見込まれる補助金等の概要および税制措置についての情報提供・相談を目的とした「補助金サポートセミナー」「よろず支援拠点による個別相談会」を開催しました(セミナー来場者は75名、相談会参加事業者は10先)。

  • アジア最大級の食品見本市である「Food Expo 2018」が香港にて開催され、当行は岐阜県産業経済振興センターと連携し、出展料の半額補助やパンフレットの作成等により出展企業のサポートを行いました。

  • お取引先の海外進出・事業展開を支援するため、国内での各種セミナーのほか、海外での商談会・交流会、当行海外駐在員事務所主催の勉強会等を開催しました。

  • 取引先企業の海外現地法人へ直接貸出を行う「クロスボーダーローン」や親子ローンのバックファイナンスとして、複数の融資案件を取扱いし、多様化する海外現地法人の資金調達を支援しました。

  • 当行の海外駐在員事務所長による「アジア最新事情報告会」を開催し、現地における生の最新情報をレポートしました。

  • 香港Food Expo等で連携する香港貿易発展局、シンガポールFood Japanで連携する「おいしいJAPAN」より講師を招き、これから初めて海外販路開拓に取り組む企業を対象に「香港・シンガポールからはじめる食の海外販路開拓セミナー」を開催しました。その後、セミナーに参加した企業のシンガポールにおける市場調査等を継続的にサポートしています。
経営改善、事業再生・業務転換が必要とされるお取引先へのサポート
  • 外部機関と連携した経営改善支援に取り組み、5先について債務者区分のランクアップをはかることが出来ました(2017年度実績:16先、2016年度実績:22先)。

  • コンサルティング会社を活用した「中期経営計画策定セミナー」を開催し、実現性の高い経営改善計画の策定を支援しました。

  • 中小企業再生支援協議会等との連携による事業再生計画の策定または抜本的な金融支援に取り組みました。

事業承継を必要とされるお取引先へのサポート
  • 外部専門家とも連携し226件の事業承継コンサルティング(個別相談)を実施しました(2017年度実績:322件)。
  • お取引先のM&Aニーズの発掘およびアドバイザリー業務の提供は952件となりました(2017年度実績:928件、2016年度実績:883件)。

  • 近隣他行と連携し、「中部金融M&Aネットワーク」第17回M&Aセミナーを開催しました。

重点項目:地域の面的再生への積極的な参画

2018年度の取組み実績

  • 地方創生や地域の活性化を目的として、各自治体および商工会議所・商工会等と連携協定の締結を推進しております(2019年3月末現在連携協定先:自治体29先、商工会議所・商工会26先)。

  • お取引先からの技術相談等を産官学協定を締結している大学や公的機関へつなぎ、課題解決のサポートを実施しました(2018年度実績:相談実施件数38件、共同研究等開始件数1件)。

  • 岐阜県内におけるPPP/PFI事業のより一層の普及促進を図るため、地域プラットフォームである「ぎふPPP/PFI推進フォーラム」を通じて、年間3回のセミナーを開催しました。

  • 岐阜県と連携して、県内の農産物生産者および食品加工業者と岐阜を中心とするバイヤーを結びつける場を提供し、豊かな食材の魅力発信や販路拡大のサポートを通じて、地域の食関連産業の振興をはかることを目的として「清流の国ぎふ 食と農の商談会」を開催しました(サプライヤー28社、バイヤー企業15社、商談設定数75件)。

  • 中小企業庁が行う「農商工連携促進事業」の実施機関として、新商品開発に向けたワークショップや農商工連携を積極的に行っている食品加工会社への工場視察を行いました。

  • 岐阜大学およびNEXCO中日本との協働事業「地域商材発掘プロジェクト」として、企業実習・商談会を実施しました。商談会では学生と企業が、SA・PAテナント事業者4社へ向けてプレゼンテーションを行いました。

  • 地域の食品産業の発展をサポートすることを目的として、地方銀行54行主催のもと「地方銀行フードセレクション2018」を開催しました。

  • 岐阜市中心部のにぎわい創出を目的に一般財団法人民間都市開発推進機構と共同出資により「じゅうろく岐阜市まちづくりファンド」を組成しました。

  • 大手旅行会社・地域事業者と連携し、バリアフリツアー「岐阜県縦断の旅4日間」を開催しました。

重点項目:その他

 学校や地方公共団体と連携し、地元の若年層を対象とした金融経済教育を実施

2018年度の取組み実績

  • 『夏休み親子特別企画「じゅうろくキッズフェスタ!」』を開催しました。
  • 『第13回全国高校生金融経済クイズ選手権 「エコノミクス甲子園」 岐阜大会』を開催しました。
  • 「十六銀行卓球教室」を開催しました。

  • 「じゅうろくプロムナードコンサート2018」を開催しました。